部屋探しをする機会が再び

今生、また部屋探しをする機会あろうとは。「でも、面白い」何が?「ほら、これ」おぉ。ドッキリハウス?

「遊園地で使ってたアトラクション、廃棄予定。ワオ!住めるとか最高ね」けど。「冴えぬ表情。問題あり?」ちょっと値段が…。

「あら、都内五万。悪くはねー値段よ?」でも僕、部屋探しの重点事項、三つ決めてる。「駄目?」1つも該当せんわ。「具体的に話せ」えっと、風呂、トイレ、駅。

「駅?」距離さ、近ければOK。「遠い?」自転車を使えば、二十分。「普通よ。結構近い方じゃ?」徒歩は三十分以上。「走れば?」分からぬ。

「じゃ、日々ダッシュ。部屋探しのコツは、ある程度、妥協が必要だわ。他条件は?」やっぱ家賃。「五万以下が理想?」勿論。「限度額プリーズ」うーん、3ぐらい?

「最悪、都外行け」畜生。「部屋探しのコツは、そーゆーとこケチっちゃ駄目だわ、強引にいかなきゃ!」むー、強引?さっぱり意味分からん。

「何故?」大体さぁ。廃棄予定の建物なら、譲ってくれと思う訳。「欲張り」くっ、仕方ねーかぁ。